サイズ : 四六判
2020年、それは現実となるかも!? ラストに秘められた事実とは……。
2018年5月に小説『夢工場ラムレス』にて小説家デビューを果たしたWEAVERの河邉徹(Dr.)が、早くも、2作目となる小説『流星コーリング』を発表。2020年に実際に流される計画となっている人工流星をテーマにした本作品は、その舞台となる広島で繰り広げれるSF青春ストーリー。りょうと詩織、洋介と真希。四人は、広島県廿日市中央高校天文部に所属する同級生だ。星への夢を語らいながら高校生活を送っていた彼らだったが、高校三年生のある日、世界初の人工流星が広島で流されるというニュースを耳にする。衛星を打ち上げ、そこから発射された小さな「流星の素」が大気圏に突入して「流星」になるという。そんな話を半ば信じられずにいたりょうだったが、ついに、「人工流星が流される日」が訪れる。しかし、その日を境に、りょうは「人工流星が流れた日」から次の日に進めなくなってしまう。朝を迎えるたびにその日に戻ってしまうのだ。その原因を知るために、洋介、真希に相談するのだが……。そして、ラストにその事実が明らかになる……。
また、本作品と同日、河邉がメンバーとなるWEAVERからこの小説をテーマにしたアルバム『流星コーリング』もリリース。音楽と小説による「流星コーリングの世界観」を作り上げる初の試み。ぜひ楽しんでほしい。
著者について
●河邉 徹:A-SKETCHより、2009年10月にメジャーデビューしたバンド、WEAVERのドラム。
ピアノ、ドラム、エレクトリック・ベースの3ピースによる、ギターレスが特徴のバンドで、作曲は杉本雄治(ヴォーカル、ピアノ)、作詞を河邉徹(ドラム、コーラス)が担当。それにリズム隊の奥野翔太(エレクトリック・ベース、コーラス)の3人で構成されている。
著者:河邉徹 WEAVERのドラム
ISBN:9784048962933
発売日2019年3月6日(水)
出版社:KADOKAWA